バイオダイナミック農法とは②

バイオダイナミック農法のお話。前回のに続き、今日は「月の満ち欠け&黄道12星座」について書いていきます。


【月の満ち欠け】

バイオダイナミック農法で極めて重要なのが、水や植物には月の満ち欠けが影響するという事です。

私達の祖先は、月齢の状態、または太陽の位置、星座の位置、潮の満ち引き、妊娠、産卵をはじめとする動物の行動、さらには、様々な自然現象が「月の運行」と密接な関係にあることを発見しました。

そして、ルドルフ・シュタイナーもそこに着目しました。

  • 月の上昇期には、エネルギーが上昇していますので成っている実を収穫する。
  • 月の下降期には、エネルギーが下降しますので畑を耕したり、堆肥を施したり、種まきする。

これら月の満ち欠けは、私達の身体のバイオリズムに深い関わりがある太陰暦を用いています。

バイオダイナミック農法は、太陰暦に基づいて「根の日」・「花の日」・「葉の日」・「果実の日」という4つのシンボルを記した農作業を行います。


【黄道12星座】

黄道12星座とは12星座の輪であり、地球から見ると、その上を太陽が1年かけて動いていくようにみえます。

人間が今日と比べて宇宙との関係をはるかに身近に感じていたころに、秘儀参入者や霊視者が認識し、描写したものといわれています。

実際の星座の大きさはまちまちで、性質もそれぞれ異なりますが、その性質は特に太陽と月がその全面にきたときにそれらに伝えられます。

したがって、太陽と月が年周期と月周期をたどる間にそれぞれの放つ光に生じる微妙な質的違いに注目しなくてはなりません。

その違いは伝統的に四大元素―土・水・空気、光・火―に関連づけられ、それぞれ植物の根、花、葉、果実に対応します。

上記図を参考にしますと

  • 良品質で大きなトマトを収穫しようとしたら、牡羊座・獅子座・射手座の時
  • 生鮮果菜類の収穫時期は、上弦の月~満月
  • 保存用根菜類の収穫時期は、水分が下部へ拡散する下弦の月~新月
  • ウリ科の移植時期は満月の前後


このように、根・葉・花・果実 の成長には必ず最良の日があります

バイオダイナミック農法は、最良の日を選びます。

やたらむやみに果実をもぎ取ったり、無計画で種を植えたりするのではありません。

うふふ♡

いかがでしたか。


オーラ・ソーマ社がバイオダイナミック農法を愛するのにはまだまだ理由があります。

次は、「土壌」と「水」について書いていきますね。



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